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お寺のポテンシャル有料

⑨介護福祉事業が順調 「はいにこぽん」西栄寺

お寺らしい介護目指す 西栄寺が介護福祉事業をスタートした狙いと背景について、介護福祉事業部の吉田敬一部長は次のように説明する。 「お寺を巡る環境が厳しくなり、西栄寺でも檀信徒離れが徐々に起きている。また、単立で宗派の…

お寺のポテンシャル


利用者の外出に同行するお坊さんヘルパー
利用者の外出に同行するお坊さんヘルパー

お寺らしい介護目指す

 西栄寺が介護福祉事業をスタートした狙いと背景について、介護福祉事業部の吉田敬一部長は次のように説明する。

 「お寺を巡る環境が厳しくなり、西栄寺でも檀信徒離れが徐々に起きている。また、単立で宗派の後ろ盾がなく、将来への危機感を抱いていた。存続していくためには、特徴のあるお寺づくりが必要だった」

 お寺が介護福祉事業を行う場合は、社会福祉法人や株式会社などの別法人を設立するケースが多いが、西栄寺は宗教法人の事業として行っている。

 その意図について、吉田部長は「最初から一貫して、お寺が主体となって介護を行いたいという思いがあった。宗教法人自らが介護指定業者の認可を取得することで、お寺が主体のお寺らしい介護の実現を目指した」と話す。

西栄寺の山門
西栄寺の山門

 11年4月には僧侶4人がホームヘルパー2級の資格を取得したが、介護福祉事業を始めるまでには、さらに3年余りを要した。僧侶がお参りに行く時間を削り、介護に当たることへの理解を得る必要などがあったという。

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