記事一覧
福祉仏教の現場から有料
〈107〉共通の話題づくり
以前、看取(みと)りに関わった患者さん宅で「うちは真言宗なので、相応(ふさわ)しいお寺を紹介してほしい」と言われました。時刻は午前4時くらいだったと記憶しています。何カ寺かが頭に浮かび、一つを選んで住職にメールしました…

生きることば有料
この世に客に来たと思えば何の苦も無し
「独眼竜」のあだ名で知られる伊達政宗は、若くして家督を継いでから奥州を平定する野心家でした。豊臣秀吉による天下統一後も上手く立ち回り、領地や立場を守りました。 今回紹介する言葉は、政宗がのこしたとされる『五常訓』…

福祉仏教ピックアップ有料
駆け込み寺はつながるお寺 「親なきあと」講演会
小野木代表理事は、現代の駆け込み寺は、「ご縁を結び、つながるお寺」であると定義。お寺に行けば、話を聞いてもらえる▽専門家を紹介してもらえる▽知り合いができる―の三つのメリットがあると指摘した。 その上で…

傾聴―いのちの叫び―有料
〈89〉AIに尋ねる
今年米寿を迎えた私の母も、夕飯の献立の相談から、出先までの道順、眠れぬ夜の話し相手まで、すっかりAIを使いこなしている様子。「実に気が利くのよ」とご満悦です。 かくいう私も、「こんなときAIだったらどう答えるのだろう…

福祉仏教ピックアップ有料
性的少数者の排除に警鐘 寛容度、国内でも格差
前川准教授は『〈男性同性愛者〉の社会史―アイデンティティの受容/クローゼットへの解放』(作品社)などの著作があり、市民団体「ダイバーシティふくしま」共同代表を務めている。 講演では、性的少…

橋渡しインタビュー有料
色彩が人をつなぐ、アートの世界 小池勇太さん
「こんにちは」「お花を描きました」 取材当日、自宅を訪れると、勇太さんが1枚のはがきを手渡ししてくれた。クレマチスの花が描かれ、裏には「しょちゅうみまいもうしあげます」と、筆者の名前を含めてひらがなで書かれていた。 …

福祉仏教ピックアップ有料
終活は「どう生きるか」 大分・妙瑞寺で講座
茶屋元氏は浄土真宗本願寺派僧侶と社会福祉士でもあり、文化時報社の福祉仏教入門講座でも講師を務めている。 講演では、高齢者の健康リスクと孤独・孤立が、住まいや財産管理、葬送などの課題と相まって問題になると指摘。医療や介…

かも弁護士のヒューマニズム宣言有料
〈89〉5度目の夏
ただ、そういう雅(みやび)な感慨とは裏腹に、私にとって京都の夏は、なぜか病院通いの季節である。 私は子どもの頃から病院が苦手で、少々の体調不良では病院に足が向かない。鹿児島在住時代は数年にわたり健康保険証を使わないこ…

福祉仏教ピックアップ有料
小児がん、家族も救おう お寺で専門医講演
栁町医師は白血病や脳脊髄腫瘍、悪性リンパ腫などの小児がんは小児期の死因の第1位だが、化学療法の急速な進歩で治癒率は飛躍的に向上し、副作用も緩和している現状を解説。院内学級での子どもたちの生活にも触れ、「治療は苦しいこと…

生き直し有料
〈18〉素面(上)
精神がかき乱され、感情がアップダウンし、交錯する一瞬がたまらなく好きだった。家にいてもうるさい親がいた。小学校でも中学校でも、訳が分からん勉強をしろと言う。勉強が分からんだけではなく、何でやる必要があるのかも全く分から…

福祉仏教ピックアップ有料
呼称通じて理解を 性的少数者テーマに僧侶ら研修
西田氏は冒頭、人口の5~8%が性的少数者であるとの試算を示し、当事者にとっては周囲の92%以上が自身と異なる属性であるため、社会の周縁で孤立している現状を伝えた。 その上で、性的少数者は長らく差別的な言葉で語られ、存…

福祉仏教ピックアップ有料
福岡事件の無実訴え 死刑執行50年の命日に講演
自白だけの有罪に警鐘 古川さんは単立寺院、生命山シュバイツァー寺(熊本県玉名市)の代表で、同寺を設立した真言宗僧侶、古川泰龍師の長男。西さんの無実を信じ、裁判のやり直しを求める再審請求運動に奔走した泰龍師の遺志を継いで…

福祉仏教の現場から有料
〈106〉ビジターに強くなる
今季のセ球団はどうも敵地で弱いようです。セ球団はホームゲームで29勝24敗1分とパ球団に勝ち越しました。それがビジターゲームになると14勝39敗1分と大きく負け越しています。慣れない球場に戸惑ったのか、あるいは相手ファ…

橋渡しインタビュー有料
自然農法で変わる親子の時間 加藤敬子さん
長男の不登校が分岐点 都心から電車で約1時間。古くから林業で栄え、豊かな森林に囲まれた飯能市は、名栗川や天覧山の軽登山が人気で、毎年多くの観光客が訪れる。 そんな自然を、加藤さんもこよなく愛している。大宮区の自宅から…

傾聴―いのちの叫び―有料
〈88〉孤独
だからこそ人は、自分を守るために人の中にいるのだそうです。周りに人がいるというだけでどこか安心できる。その感覚に、人は救われるのでしょう。 けれど、たとえ周囲に人がいても、ふと「独り」を感じる瞬間があります。これが「…

福祉仏教ピックアップ有料
本堂改修で介護者カフェ中断 浄土宗金剛寺
金剛寺の介護者カフェは、「心と身体のリラックスタイム」との副題を付け、15分ほどのお勤めと講義・体験などを行ったあと、グループに分かれて語り合う。 金剛寺は、奈良時代に行基が東岩倉山(同市左京区)に創建した阿弥陀堂が…

福祉仏教ピックアップ有料
〈文化時報社説〉罪を憎んで人を憎まず
罪を償うこと、償わせることとは何か―。それを聞いたのは2014(平成26)年のことだったが、振り返れば当時から、矯正施設の現場は「懲罰・懲らしめ」から「更生・立ち直り」へとシフトしつつあった。 今月1日、改正刑法の施…

かも弁護士のヒューマニズム宣言有料
〈88〉『神都の証人』
大門さんが私を訪ねてきたのは、裁判所で行われる再審請求の審理の場面について、実際に再審事件を手掛けている弁護士に取材したい、という理由からだった。すでに拙著『大崎事件と私~アヤ子と祐美の40年』も読了されていたが、非公…

供養最前線有料
〈20〉家族以外の依頼2割超 専門葬儀社・ファイン
仕出し料理業から2010年に葬儀業に参入したファインは、当初から生活保護受給者の葬儀受注に取り組んできた。その後、認知症高齢者や成年後見制度=用語解説=の利用者、単身高齢世帯の葬儀受注にも積極的に取り組み、20年6月に…

福祉仏教ピックアップ有料
地域の課題解決、カードゲームで学ぶ 龍谷大院
カードゲームは、尼崎市が市制100周年を記念して市民と共に制作した「ATTF2(アマガサキトゥザフューチャー2)」。市民の困り事が書かれた黒の「きいてカード」50枚と、公共施設や人材などの地域資源を記した赤の「おたから…

