コラム
コラムに関するニュース一覧
100件の記事
かも弁護士のヒューマニズム宣言有料
〈40〉舞台裏の舞台裏
長澤まさみが演じた主人公の浅川恵那は、女子アナウンサーのエースと目されていたが、週刊誌に「路上キス」写真をスクープされたことで、深夜バラエティー番組のスポットMCに降格されたという設定。この浅川恵那と、両親ともに弁護士…

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〈39〉場所と役割
大人になってからは、毎週同じ時間帯にテレビの前にいることが難しくなったこともあり、最初から最後までを見終えた大河ドラマは少なくなった。 そのような中で、当時住んでいた鹿児島出身の女性が主人公であった「篤姫(あつひめ)…

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〈38〉3度目の春
昨年6月、日本弁護士連合会(日弁連)が再審法改正実現本部を設置した。実現本部では日弁連を挙げて再審法改正問題への取り組みを強化するために、全国の弁護士会に、法改正の必要性を説く市民集会やシンポジウム、弁護士向けの勉強会…

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〈37〉「同志」との抱擁
たくさんのマスコミ関係者、支援者たちに交じって多くの知り合いの顔が見える。再審無罪を勝ち取った東住吉事件の青木惠子さん、湖東記念病院事件の西山美香さん、映画監督の周防正行さん、ジャーナリストの江川紹子さん―。皆、口々に…

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〈36〉人の道に照らして
事件から35年。第1次再審の途中で請求人の阪原弘さんが服役中に病死してから12年。そして、阪原さんの遺族が申し立てた第2次再審(死後再審)で大津地裁が再審開始を決定してから4年7カ月を経て、ようやく出た高裁決定である。…

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〈35〉日野町事件に思う
ところで私は、日野菜より先に「日野町」という地名を知っていた。この町で1984(昭和59)年の暮れに発生した強盗殺人事件の名前になっていたからである。 被害者は酒店の女性店主。捜査は難航したが、事件から3年以上もたっ…

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〈34〉弁護士は「公共財」
訪れた日の盛岡市の最低気温はマイナス7.4度、最高気温はマイナス2.4度という真冬日だった。天気は良かったが、前日に降った雪が至る所にうずたかく積もっており、一歩細い路地に入ると、たちまち一面の銀世界。凍結してつるつる…

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〈33〉人が人を思う熱量
新海監督は、前2作(『君の名は。』『天気の子』)で、彗星の地球衝突や異常気象という人間の力ではどうすることもできない天変地異や災厄の中で、鮮やかに、そして力強く生きる若者たちを描いてきた。 今回の作品は、前2作では暗…

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〈32〉新しい年に寄せて
さまざまな交通手段を利用して、遠方から大勢の参拝者が訪れる著名な寺社が、自宅から徒歩圏内にあることに、ちょっとした優越感を覚える。その優越感を味わうのは、10代を過ごした鎌倉に住んでいた時以来だ。あの頃は、昨年のNHK…

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〈31〉隠さず逃げず向き合う
確かに、靱負の最期については病死説もある。一方で、薩摩藩の弱体化を図る幕府による熾烈な冷遇や妨害により、工事の中途で自刃した者も多数いたとされる。しかもそのことが幕府に発覚すれば薩摩藩そのものの存続の危機ともなりかねな…

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〈30〉うれしい来訪者
これらの団体の共通の悩みは、構成員の高齢化のようである。数十年も闘い続けている再審事件では当事者の高齢化が深刻な問題となっているが、当然ながら支援者たちも同じだけ年を重ねている。長すぎる時の経過による事件の風化や、支援…

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〈29〉薩摩義士がつないだ縁(えにし)
もっとも、再審の問題に、全ての弁護士会が同じように知識、関心を持っているわけではない。弁護士会の中には、まず自分たちが再審事件の現状や法改正の必要性について理解を深めるべく、会内で研修を行おう、というものもある。 そ…

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〈28〉バイアスに気付く
刑事手続きのさまざまな局面で、性差に対する偏った価値観や思い込み(ジェンダーバイアス)によって誤った見込み捜査や不適正な判断が行われ、正義の実現が妨げられているのではないか―という問題について、刑事法学者、心理学者、弁…

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〈27〉不運だけど不幸じゃない
この映画は、「布川事件」と呼ばれた強盗殺人事件で無期懲役刑が確定し、29年間の獄中生活を余儀なくされた後、事件から44年後に再審無罪となった冤罪(えんざい)被害者、桜井昌司さんの日常をカメラで追った作品である。 こう…

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〈26〉「調子こくなよ」
大人になっても、年齢を重ねても、やはり成功体験や達成感で満ち足りた気持ちになると、ついつい慢心して、またしても同じ落とし穴にはまってしまう。 いつしか私は、いいことが続いたとき、心の中で「調子こくなよ」とつぶやくよう…

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〈25〉「令和太平記」の予感
実は、ここ数カ月、自宅で過ごす休日にはひそかな楽しみがあった。私が20代の頃の1985(昭和60)年に、NHKで「新大型時代劇」として1年間放映されたドラマ「真田太平記」の全編が収録されたDVDボックスを購入し、夜ごと…

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〈24〉「ゆるし」の日を願う
しかし、客観的事実は、この高校で調査書が改竄されていたことだけだった。北川さんの指示で改竄した、という証拠は関係者の供述だけであり、元市長も後に、捜査機関の厳しい取り調べに屈して、北川さんにお金を渡したと自白してしまっ…

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〈23〉実名か、匿名か
ご自身が当初から堂々と実名で冤罪(えんざい)を訴えてきた原口アヤ子さんは、タイトルも含め実名で登場するが、「共犯者」とされた親族、被害者、近隣住民は仮名表記にしている。すでに全員故人だが、ご遺族にいわれなき誹謗中傷が向…

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〈22〉「伝え手」たち
95歳の原口アヤ子さんが事件から43年間無実を訴え、裁判のやり直しを求めている「大崎事件」。この事件では、第3次再審で、地裁、高裁が重ねた再審開始決定を、3年前の6月に最高裁が取り消した。再審無罪のゴール目前だったアヤ…

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〈21〉知ってしまった以上は…(下)
志布志事件、大崎事件という冤罪(えんざい)事件を経験した鹿児島から、「ガラス張りの刑事司法制度」への改革を訴えたこのシンポジウムで、周防監督は法制審議会「新時代の刑事司法制度特別部会」の有識者委員を務めた…

