329件の記事

かも弁護士のヒューマニズム宣言
〈14〉奇跡のプレゼントに…姉と弟(下)
※文化時報2022年3月4日号の掲載記事です。 袴田巖さんは、逮捕されてから、2014年3月の静岡地裁による再審開始決定に伴い釈放されるまで、45年以上もの間、拘置所に身体を拘束されていた。1980年12月に死刑が確定してからは、日々死刑執行の恐怖にさいなまれ、徐々に精神を病んで自分の世界に閉じこもるようになってしまった。
〈14〉奇跡のプレゼントに…姉と弟(下)
傾聴―いのちの叫び―
〈15〉死亡率100%の烙印
※文化時報2022年3月25日号の掲載記事です。 かれこれ30年医療の現場にいますけれど、「死ななくて困った」と言う方には、ついぞお目にかかったことがありません。人間は、この世に誕生した時から、死亡率100%の烙印(らくいん)を押されて、今を生きています。
〈15〉死亡率100%の烙印
かも弁護士のヒューマニズム宣言
〈13〉「証拠捏造」から一転…姉と弟(上)
※文化時報2022年2月18日号の掲載記事です。 2月9日、浜松駅に程近い賃貸ビルの3階に住むこのビルのオーナーが、89歳の誕生日を迎えた。全国からたくさんのお祝いの花とメッセージが届けられた中に、「秀子おめでとう 袴田巖」とぶっきらぼうに書かれたのし袋があった。
〈13〉「証拠捏造」から一転…姉と弟(上)
傾聴―いのちの叫び―
〈14〉「如実知自心カード」作りました
※文化時報2022年3月25日号の掲載記事です。 『如実知自心(にょじつちじしん)カード』というカードゲームを作りました。トランプ大のカード1枚に1問、質問が書いてあります。ゲーム参加者は順番にカードをめくって、書かれている質問に答えていく、という簡単なゲームです。
〈14〉「如実知自心カード」作りました
かも弁護士のヒューマニズム宣言
〈12〉京の冬の旅
※文化時報2022年2月4日号の掲載記事です。 年が明けて早くも1カ月が経過した。1月は東京、大阪で各1回、京都で3回の合計5回の講演に登壇し、テレビや雑誌のインタビュー取材を受け、そして大崎事件第4次再審を審理する鹿児島地裁の法廷で、弁護団が総力を注いで作成した最終意見書の内容をプレゼンテーションするという大役も果たした。これらの準備と、東京、関西、鹿児島間を行き来する長距離移動に、肉体のみならずメンタルも悲鳴を上げそうになっている私を救ってくれたのは、京都の街だった。
〈12〉京の冬の旅
傾聴―いのちの叫び―
〈13〉壊れてフタが開いた
※文化時報2022年2月25日号の掲載記事です。 いつもは、自分のスピリチュアルの小さな箱のフタを、割合うまく管理できている方だと思っています。でも、年に数回ですが、そのフタが閉まらなくなってしまうときがあるのです。
〈13〉壊れてフタが開いた
かも弁護士のヒューマニズム宣言
〈11〉リセットとリスタート
※文化時報2022年1月21日号の掲載記事です。 2022年の仕事初めは1月6日。事件から42年もの間無実を叫び続けてきた、大崎事件の原口アヤ子さんに、今年こそ再審無罪の「春」を届けようと、東京で開催された集会で講演した。折しもこの日の首都圏は大雪だったが、会場は雪をも溶かす熱気に包まれていた。
〈11〉リセットとリスタート
傾聴―いのちの叫び―
〈12〉誰が満足しているのか
※文化時報2022年2月11日号の掲載記事です。 先日、ひきこもりの子を抱える親の勉強会に、ある親御さんと出席しました。その日は、8人ほどの方(たまたまかもしれませんが、全員母親)がお集まりでした。
〈12〉誰が満足しているのか
かも弁護士のヒューマニズム宣言
〈10〉ゆく年くる年
※文化時報2021年12月16日号の掲載記事です。 ゆく年もあとわずか。この季節になると、必ず思い出すシーンがある。
〈10〉ゆく年くる年
傾聴―いのちの叫び―
〈11〉一生犯罪者として…
※文化時報2022年1月28日号の掲載記事です。 ここ2、3日、ちょっと考えていたことがありまして。 職業柄、社会的な失敗をしてしまったご経験のある方と関わらせていただくことがあります。法的な禊(みそぎ)を済まされて、社会復帰を目指している方々です。
〈11〉一生犯罪者として…
かも弁護士のヒューマニズム宣言
〈9〉「長谷川君」と向き合おう
※文化時報2021年12月2日号の掲載記事です。 わが国には死刑制度がある。死刑判決や死刑執行は必ずニュースとして報道される。例えば家族で夕飯の食卓を囲んでいる時間にそのニュースを聞いた人々は、どのように感じているのだろうか。
〈9〉「長谷川君」と向き合おう
傾聴―いのちの叫び―
〈10〉情報に左右されない
※文化時報2022年1月14日号の掲載記事です。 新しい年を迎え心機一転、快調にスタートを切るぞ!と思いきや、またしても不穏な空気ですね。わが家にはテレビがありませんので見ることはないのですが、ほぼ一日中テレビをつけっ放しにしている母は早速影響を受けて、大いに動揺しています。
〈10〉情報に左右されない
かも弁護士のヒューマニズム宣言
〈8〉命の灯が消えても
※文化時報2021年11月18日号の掲載記事です。 弁護士という職業は、人の死に関わることが比較的多い仕事である。相続や遺言をめぐる紛争や交通死亡事故で代理人として関与することは珍しくない。殺人、傷害致死などの刑事裁判では弁護人の存在が不可欠であり、さらに被害者(遺族)側に弁護士が就くこともある。
〈8〉命の灯が消えても
傾聴―いのちの叫び―
〈9〉看護教育の落とし穴
※文化時報2021年12月9日号の掲載記事です。 ここのところ、長時間乗り物に乗る機会に頻繁に恵まれまして。心地良い振動に身を任せてぼんやりしていたおかげで、いくつか「これは間違いだったかもしれない」という気付きを得ました。
〈9〉看護教育の落とし穴
かも弁護士のヒューマニズム宣言
〈7〉「鬼子母神たち」の孤独(下)
※文化時報2021年11月4日の掲載記事です。 ダウン症で重度の障害のある6歳の息子の行く末に絶望し、発作的にわが子の首を絞めて殺害してしまったA子さんが逮捕された直後、彼女の夫が、当時私の所属していた法律事務所を訪れ、妻の弁護を依頼した。夫は、仕事が忙しくて育児はA子さんに任せきりだったこと、自分の母は障害に理解がなく、「こんな子を産んで」などと心ない言葉を嫁にぶつけていたことを告白し、「私が息子を殺したようなものです」と号泣した。A子さんは家族の誰にも頼ることができず、独り苦しんでいたのだ。
〈7〉「鬼子母神たち」の孤独(下)
傾聴―いのちの叫び―
〈8〉心がよどんでいないか
※文化時報2021年11月25日号の掲載記事です。 先日、20年にわたりイギリスで暮らしていた知人が帰国し、隔離期間を無事終了したというので、久方ぶりに会いました。積もりに積もった話をしていると、ふと彼女が「そういえば、日本に帰ってきてびっくりしたことがある」と言い出しました。いったい何にびっくりしたのかと問うと、「電車が人身事故で止まりすぎる」と。たしかに、私が常々利用している路線も、人身事故で遅延することが珍しくありません。特に年末に向けては、遅延ありきで時間設定をする用心も必要なほどです。
〈8〉心がよどんでいないか
かも弁護士のヒューマニズム宣言
〈6〉「鬼子母神たち」の孤独(上)
※文化時報2021年10月21日号の掲載記事です。 ある大学から「児童虐待が絡む刑事事件での経験を講義してほしい」との依頼を受け、記憶をたどった。弁護士になってまだ2カ月目だった私が、ほぼ同時期に弁護人を務めた二つの事件を思い出した。
〈6〉「鬼子母神たち」の孤独(上)
傾聴―いのちの叫び―
〈7〉私も声が聞きたい
※文化時報2021年11月11日号の掲載記事です。 昨夜の出来事ですので、プライバシーをお守りするために、一部フィクションを交えて書かせていただきます。
〈7〉私も声が聞きたい
かも弁護士のヒューマニズム宣言
〈5〉壁を乗り越える
※文化時報2021年10月7日号の掲載記事です。 「○罪被害者」の「○」に入る漢字1文字は何か、と問われたら、多くの人が「犯」と答えるだろう。しかし、そこには「冤(えん)」という字も入る。
〈5〉壁を乗り越える
傾聴―いのちの叫び―
〈6〉追い出された僧侶
ショッキングなことがありました。 慢性期病院の関係者が集まっているある協会の理事会に招かれ、スピリチュアルケアの必要性についてプレゼンテーションをさせていただいた時のことです。
〈6〉追い出された僧侶