コラム
コラムに関するニュース一覧
329件の記事
かも弁護士のヒューマニズム宣言
〈34〉弁護士は「公共財」
※文化時報2023年2月10日号の掲載記事です。
最強寒波が全国を襲った1月末、私は岩手弁護士会に、再審法改正をテーマとする研修会の講師として招かれた。岩手県を訪れるのは中学校の修学旅行以来、何と46年ぶりのことである。

傾聴―いのちの叫び―
〈35〉歳を重ねるからこそ
※文化時報2023年2月3日号の掲載記事です。
仕事柄、ご高齢の方とお話をさせていただく機会に多く恵まれておりますが、「新聞が読みづらくなった」「階段が一息に上れなくなった」「え?何?よく聞こえないんだよ。もっと大きな声で!」と、加齢の嘆きをしばしばお聞きします。わが身を振り返っても同様にひたひたと迫りくるものがあり、外見だけでなく内臓も神経も、寄る年波には勝てません。あ~あ。

かも弁護士のヒューマニズム宣言
〈33〉人が人を思う熱量
※文化時報2023年1月27日号の掲載記事です。
新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』を見た。

傾聴―いのちの叫び―
〈34〉事実は一つ、物語は…
※文化時報2023年1月20日号の掲載記事です。
卯年が明けました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。年の始めのためしとて、やはり、今年の抱負などを胸に描いておられることと思います。何といってもウサギですからね。皆さまの1年が、ぴょんぴょんと飛躍の年となりますようお祈り申し上げます。

かも弁護士のヒューマニズム宣言
〈32〉新しい年に寄せて
※文化時報2023年1月13日号の掲載記事です。
2023年への年越しを、私は初めて京都の自宅で迎えた。よし、京都の住民として初日の出を拝もう、と決意した私は、朝6時前に家を出て、徒歩20分の伏見稲荷大社(京都市伏見区)に向かった。夜明け前の刺すような寒さの中、足早に神殿に向かうと、すでにかなりの数の初詣の参拝者でにぎわっている。実に3年ぶりの、行動制限のないお正月であることを実感した。

傾聴―いのちの叫び―
〈33〉それってあなたの…
※文化時報2022年12月16日号の掲載記事です。
最近、小学生の間でこんな言い回しがはやっているそうです。「それってあなたの感想ですよね?」。ご相談者が小学生のお孫さんに「もっと集中して食べなさい!」とお小言を言ったところ、そう返されたそうです。

かも弁護士のヒューマニズム宣言
〈31〉隠さず逃げず向き合う
※文化時報2022年12月9日号の掲載記事です。
このコラムの29回で取り上げた「宝暦治水」の総奉行、平田靱負(ゆきえ)について、工事完成を見届けた後自刃した、と書いたことについて、読者の方から「最近の研究や平田をまつる治水神社では『病死』の可能性が高いとされています」とのご指摘を受けた。

傾聴―いのちの叫び―
〈32〉鬼が一夜で積んだ石段
※文化時報2022年12月2日号の掲載記事です。
小学生の頃から「あちこちに行く仕事がしたい」と思っていたのですが、おかげさまで夢かなった今日この頃。行かせていただく先が決まりましたら、地図とタイムスケジュールをにらんでピンときた「ここ!」をお訪ねするのを、小さな楽しみとしております。

かも弁護士のヒューマニズム宣言
〈30〉うれしい来訪者
※文化時報2022年11月25日号の掲載記事です。
ここのところ「秋の講演ラッシュ」で東奔西走する日々が続いている。弁護士会主催の講演と並んで多いのが、全国各地の冤罪(えんざい)事件を支援する団体での講演だ。

傾聴―いのちの叫び―
〈31〉道先案内に訪れる
※文化時報2022年11月18日号の掲載記事です。
お大師様は、密教の聖地をどこに定めようかとお探しになっていた時、白と黒の2匹の犬に出会い、案内されて、高野山に至られたそうです。

かも弁護士のヒューマニズム宣言
〈29〉薩摩義士がつないだ縁(えにし)
※文化時報2022年11月11日号の掲載記事です。
日弁連に再審法改正実現本部が設置されてはや5カ月。全国の弁護士会が、この問題について広く世論に訴えるためにさまざまなイベントを企画し、実現本部の本部長代行を務める私も、講演やパネリストとして登壇する機会が多くなった。

傾聴―いのちの叫び―
〈30〉満月に重ねて
※文化時報2022年11月4日号の掲載記事です。
先日、夜空に、それはそれは美しい満月がぽっかりと浮かんでおりました。月を見ると昔から、なんだか胸の奥が「きゅうっ」といたします。ひどく懐かしいような、悲しいような、言葉にしようのない思いが湧いてきて、目が離せなくなります。ワタシ、モシカシタラカグヤヒメダッタノカモシレナイ…なんてね。大変失礼いたしました。大き過ぎて竹の中に入りきれません。

かも弁護士のヒューマニズム宣言
〈28〉バイアスに気付く
※文化時報2022年10月28日号の掲載記事です。
先日、ある学会で「刑事法とジェンダー」をテーマとするシンポジウムが開催された。

傾聴―いのちの叫び―
〈29〉最期の頂き物
※文化時報2022年10月21日号の掲載記事です。
久しぶりに感情の〝ブロック〟に失敗しまして、眠れない夜を過ごしております。

かも弁護士のヒューマニズム宣言
〈27〉不運だけど不幸じゃない
※文化時報2022年10月14日号の掲載記事です。
『オレの記念日』というタイトルのドキュメンタリー映画が8日、公開された。東京を皮切りに、神奈川、長野、愛知、静岡、三重、大阪、京都、兵庫、福岡の映画館で順次上映されることが決まっており、上映館はさらに増えていくだろう。

傾聴―いのちの叫び―
〈28〉エラーとバグの話
※文化時報2022年10月7日号の掲載記事です。
先日、「人前で話をしようとすると、どうしても緊張して話せなくなってしまう。緊張せずに話せる方法を教えてほしい」というご相談をいただきました。

かも弁護士のヒューマニズム宣言
〈26〉「調子こくなよ」
※文化時報2022年9月30日号の掲載記事です。
子どもの頃から、自分の思い通りに事が運び、気分が高揚し、思わず誰かに自慢してしまった後に、必ず大きな失敗をしたり、人に迷惑をかけたりする事態に直面し、自己嫌悪に陥る―というサイクルを繰り返してきた。

傾聴―いのちの叫び―
〈27〉若干の、七つのこつ
※文化時報2022年9月23日号の掲載記事です。
認知症という脳の変化の中で、スピリチュアルペインはむしろ、よりリアルに掘り返されるようだと前回お話しさせていただきました。それゆえ、認知症の方にもスピリチュアルケアは必要です。

かも弁護士のヒューマニズム宣言
〈25〉「令和太平記」の予感
※文化時報2022年8月19日号の掲載記事です。
ここのところ、大崎事件の弁護活動と再審法改正の実現に向けた各地での講演、執筆に忙殺される日々が続いている。常にまなじりを決し、眉間に皺を寄せ、髪を振り乱しているからか、最近ではインタビューなどで「たまには息抜きしていますか?」「気分転換としてやっていらっしゃることはありますか?」と尋ねられることが多い。

傾聴―いのちの叫び―
〈26〉認知症で残ること
※文化時報2022年9月9日号の掲載記事です。
スピリチュアルケアは、「する」ものではなく「なる」ものだ、というのが私の持論です。そして、スピリチュアルケアが「なる」プロセスには、「相手の力」「場の力」「自分の力」の三つが作用します。

